子育て日記

高齢で出産したワーキングマザーの日々の記録です

40歳で子どもを授かったこと

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こんにちは、きな粉餅が大好きなシブい年中児、5歳のハナと、その母ユーカリです。

今日は母の日です。

母になった頃を振り返ってみたいと思います。

 

私は 30歳で結婚、34歳の時にいちど妊娠しました。

 

今でも鮮明に覚えている日があります。

 

妊娠超初期のその日、私は出張に出かけていました。

出張先の長野は1月なのになんと17℃もあり、道の脇の雪が陽の光を浴びてキラキラ溶けていました。街中には当時はやっていたDef TechのMy Wayが掛かっていました。

(余談ですが今でもMy Wayを聴くと幸せな気持ちを思い出します。

普段聴くジャンルと全然違うのに)

 

あたたかく、天気がよく、まだ誰にも知られていないけどおなかには赤ちゃんがいて、仕事も首尾よく進み、完璧に幸せな一日でした。

お昼に上司と食べたお蕎麦がとてもおいしく、さすが長野!と思ったことさえ覚えています。

 

 …が、後日、けっこうすぐに稽留流産してしまいました。

ドクターは冷静に「流産を悲しむよりも妊娠可能な身体であることを喜んだ方が良い」と言いましたが、心情的になかなかきつかったです。

 

その後が長かった。

30代後半、私は母になることをほとんどあきらめていました。

夫との関係もまあ良好だし、仕事はやりがいがあるし、子どもがいない人生はややさみしいけど、こればっかりは仕方ないか…同じような境遇の友だちと遊び、仕事に精を出していました。

 

だからこそ40歳で子を授かったとき、信じられない僥倖、宝くじに当たったような思いでした。 

 

なぜ子どもを授かることができたか。

ということを出産前も後も(今も)、折に触れて考えます。

 

思い返すと、子どもを授かった年は、私が初めて意識的に自分本位になった年でもありました。

こんなところで吐露するのも何ですが、私は根がわがままな上に小心者、それがばれないように、普段は周囲に気兼ねするタイプ。

これまでも友人や仕事のつき合いを優先して、家族との時間は後回しにしてきました。

 

が、この年の夏は、家族(夫)と自分ファースト、最優先でした。

 

当時、夫婦で大好きだったアーティストが全国5大ツアーをするというので、それに便乗してプチ旅行の予定を立てたのです。

梅雨入り前から仕事も調整して、遊びのスケジュールを真剣に立てました。

8月は毎週末、博多や北海道、大阪などに出向き、夫とライヴ&観光&グルメを楽しみました。

若者ぶってはじけて、本当に楽しかったなあ……。

 

思うに、この若者ぶったのが勝因ではないかと。

身体が40歳ということを一瞬忘れたのではないかと。

 

科学的根拠がないのでアレですが、

 

*おまつり気分で無分別で毎日が楽しい!(刹那的)

*自分史上、けっこう痩せている時期

 

というのが、私自身の妊娠成就に対する考察です。

高齢出産に関する有益な情報ではまったくなく、申し訳ありません。

でも「羽目を外す」ってけっこう大事。

38、39歳くらいの私は、眉間にしわが寄るくらい真剣でまじめでしたから…。

 

お読みいただいてありがとうございます。